excel[Shift]や[Ctrl]キーで行列の選択
excel「行や列の選択」のページでは、基本的な行・列の選択の操作についてご紹介しました。
今回は更にちょっとだけパワーアップして、[Shift]や[Ctrl]キーを使って、行・列を選択する技をご紹介します!
まずは下の図のような例を使って、「4行目から10行目 と 18行目から24行目」を選択してみます。
["Microsoft Office2021406-182-1" style="width: 694px; height: 559px;"
"Microsoft Office2021406-182-2" style="width: 301px; height: 275px;"
4行目の行番号にマウスポインタを合わせ、マウスポインタの形が左の図のようになったら、10行目の行番号までドラッグします。
この操作は「行や列の選択」のページでご紹介しているのでOKですね?
4行目から10行目までを選択できました。
"Microsoft Office2021406-182-3" style="width: 694px; height: 273px;"
excel先程選択した行はそのまま、加えて18行目から24行目までを選択してみます。
18行目の行番号にマウスポインタを合わせて、[Ctrl]キーを押したまま24行目の行番号までドラッグすれば、
"Microsoft Office2021406-182-4" style="width: 693px; height: 559px;"
「4行目から10行目 と 18行目から24行目」を選択することができました!
["Microsoft Office2021406-182-5" style="width: 690px; height: 561px;"
この範囲選択のポイントは、連続した行を1つのグループとして、「4行目から10行目まで」を1箇所目、「18行目から24行目まで」を2箇所目という風に考え、2箇所目以降から[Ctrl]キーを使うこと。
1箇所目からではないので注意です。
これをBe Cool Users得意の(笑)セリフで表現すると、「ココとココ」。
ココ 1箇所目の「4行目から10行目まで」を選択
と [Ctrl]キーを押したまま
ココ 2箇所目の「18行目から24行目まで」を選択
「[Ctrl]キーを押したまま」というのが、セリフの「と」を意味するので、それで2箇所目以降から[Ctrl]キーを使う・・・と覚えれば良いと思いますヨ。
連続した複数行の選択
さて、「何行目から何行目までを選びたい」といった時に、その範囲が広ければ広いほど、ドラッグで選択するのは手がツリそう(笑)。
そこで便利なのが[Shift]キー。
今回は「3行目から11行目まで」を選択してみます。
まずは選択したい範囲の先頭、3行目だけをクリックで普通に選択します。
"Microsoft Office2021406-182-6" style="width: 693px; height: 300px;"
excel選択したい範囲の最後の行を、[Shift]キーを押したままクリックで選択すると・・・
"Microsoft Office2021406-182-7" style="width: 690px; height: 299px;"
3行目から11行目までを選択することができました!
"Microsoft Office2021406-182-8" style="width: 691px; height: 297px;"
この選択方法の利点は、excel選択したい範囲の先頭の行(始点)と最後の行(終点)をクリックするだけで選択できるところ。
ドラッグの必要が無いので、操作がスピーディーです。
この操作をセリフで表現すると、「ココからココまで」。
ココ 始点の行を選択
から [Shift]キーを押したまま
ココまで 終点の行を選択
[Shift]キーと[Ctrl]キーの合わせ技
このページの最初に、ドラッグと[Ctrl]キーを使って「4行目から10行目 と 18行目から24行目」を選択しましたが、[Shift]キーと[Ctrl]キーを組み合わせて使えば、ドラッグを使わずにクリックだけで選択することができます。
連続した行を1つのグループとして、「4行目から10行目まで」を1箇所目、「18行目から24行目まで」を2箇所目という風に考えます。
まずは1箇所目の「4行目から10行目まで」を選択します。
1箇所目の始点である4行目だけをクリックで普通に選択し、
"Microsoft Office2021406-182-9" style="width: 691px; height: 266px;"
1箇所目終点の10行目を、[Shift]キーを押したままクリックで選択すれば、1箇所目の「4行目から10行目まで」を選択することができました!
"Microsoft Office2021406-182-10" style="width: 690px; height: 298px;"
続いて2箇所目を選択します。
2箇所目の先頭である18行目を、[Ctrl]キーを押したままクリックで選択します。
"Microsoft Office2021406-182-11" style="width: 692px; height: 562px;"
2箇所目終点の24行目を、[Shift]キーを押したままクリックで選択すれば完了です!
"Microsoft Office2021406-182-12" style="width: 690px; height: 560px;"
この範囲選択は、1箇所目、2箇所目それぞれの連続した行を、[Shift]キーで範囲選択することに変わりありませんが、1箇所目・2箇所目という離れた部分を合わせて範囲選択するために[Ctrl]キーでつなげているイメージです。
これをセリフで表現すると、「ココからココまでとココからココまで」。
ココ 1箇所目の始点の行を選択
から [Shift]キーを押したまま
ココまで 1箇所目の終点の行を選択 (1箇所目の選択が終わったら[Shift]キーは離してOK)
と [Ctrl]キーを押したまま
ココ 2箇所目の始点の行を選択 (2箇所目の始点の選択が終わったら[Ctrl]キーは離してOK)
から [Shift]キーを押したまま
ココまで 2箇所目の終点の行を選択
列の操作も同じ
"Microsoft Office2021406-182-13" style="width: 301px; height: 360px;"
ここまでは「行」の操作をご紹介してきましたが、同様にして[Shift]や[Ctrl]キーを使って「列」を選択することももちろん可能ですので、ぜひ操作してみてください!
https://www.becoolusers.com/excel/select-row-shift.html