office wordの「隠し文字」を設定する
office wordには「隠し文字」という機能が用意されています。これは、文字どおり隠れた文字を作る機能です。隠し文字の特徴は次の2つです。
印刷されない
画面上で表示/非表示を切り替えられる
印刷されないので、メモや印刷されると困る情報を隠し文字にすると便利です。たとえば、名簿を印刷するとき、特定の人物の情報や電話番号などの個人情報を隠し文字にして、情報は残したままで印刷の対象から外すといった使い方ができます。
以下では、Word 2010/2007で隠し文字を設定する手順を紹介します(Word 2003の操作も適宜補足します)。
1.隠し文字にしたい文字を選択します。ここでは、電話番号を入力したセルを選択しています。
"office2016 word2021610-531-1"
2.office word[ホーム]タブの[フォント]グループの右下のボタンをクリックします。Word 2003の場合は、[書式]→[フォント]を選択します。
"office2016 word2021610-531-2"
3.office word[フォント]ダイアログボックスが表示されたら、[フォント]タブの[隠し文字]チェックボックスをオンにします。
4.[OK]ボタンをクリックします。
"office2016 word2021610-531-3"
5.これで、電話番号に細い点線が付きます。この点線が「隠し文字」が設定されていることを示しています。
"office2016 word2021610-531-4"