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excel AVERAGEIFS 関数:複数の条件に一致する平均を求める

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excel AVERAGEIFS 関数:複数の条件に一致する平均を求める

excel AVERAGEIFS 関数:複数の条件に一致する平均を求める
はじめに
エクセルの AVERAGEIFS 関数の使い方を紹介します。
AVERAGEIFS 関数は複数の条件に一致するセルの平均を求めます。
分類や数値の大小、日付などを条件にして平均を求めたいときに使用します。
条件が一つのときは「AVERAGEIF 関数」を使用します。
構文
AVERAGEIFS(平均範囲, 条件範囲1, 条件1)
AVERAGEIFS(平均範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2 …)
すべての条件範囲の中ですべての条件を満たすセルと対応する平均範囲の平均を求めます。
引数「平均範囲」 セルの範囲を指定します。この範囲の平均を求めます。
引数「条件範囲」 引数「条件」の対象になるセルの範囲を指定します。
引数「条件」 平均する条件を比較演算子やワイルドカードを使って指定します。
引数「条件」に使用できる比較演算子には次のものがあります。
演算子 演算名 使用例 結果
= 等しい "=2" 2 と同じ
<> 等しくない "<>2" 2 以外
> 大きい ">2" 2 より大きい
< 小さい "<2" 2 より小さい
>= 以上 ">=2" 2 以上
<= 以下 "<=2" 2 以下
引数「条件」に使用できるワイルドカードには次のものがあります。
パターン 説明 使用例 一致例
* 任意の長さの文字 "あ*" あ, あい, あいう
? 任意の 1 文字 "あ?" あい, あか, あき
~ ワイルドカードの文字 * ? を検索する "あ~?~*" あ?*
excel使用例
条件が一つ
値が「100」以上の平均を求める。
=AVERAGEIFS(B3:B6,B3:B6,">=100")
"excel2021506-393-1" 
条件が複数
分類が「エクセル」で値が「100」以上の平均を求める。
=AVERAGEIFS(C3:C6,B3:B6,"エクセル",C3:C6,">=100")
"excel2021506-393-2" 
分類が「excel」でバージョンが「2016」の平均を求める。
=AVERAGEIFS(D3:D7,B3:B7,"エクセル",C3:C7,2016)
"excel2021506-393-3" 
解説
引数「条件」は""で囲んで入力します。
引数「条件」に比較演算子を入力しない"エクセル"は"=エクセル"と同じ条件になります。
引数「条件」は大文字と小文字を区別しません。"=ABC"としたときはabcなどと一致します。
全ての条件を満たした平均ではなく、どれか一つの条件を満たした平均を求めるには「OR 関数」を使用します。その結果を引数「条件範囲」に指定して平均を求めます。
「OR 関数」で分類が「エクセル」またはバージョンが「2016」か判定します。
=OR(B3="エクセル",C3=2016)
"excel2021506-393-4" 
「OR 関数」で求めた結果が「TRUE」のものを条件にして平均を求めます。
=AVERAGEIFS(D3:D7,E3:E7,TRUE)
"excel2021506-393-5" 
条件が 1 つになるので「AVERAGEIF 関数」でも同じようにできます。
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